子ども達の様子

Children of the state

篠原元カンボジア大使講演会

投稿日 : 2022年11月18日

篠原元カンボジア大使講演会

11月4日(金)、プノンペン日本人学校の多目的室で、「私とカンボジアー激動の時代を生き抜いて」篠原元カンボジア大使講演会を実施しました。カンボジアの現代史に強く影響を与えた国の一つが日本です。カンボジア内戦からの復興の時代に、日本人外交官として篠原様がどのようなお仕事をしていたのか、中学生の質問に回答する形で講演をしていただきました。外交官の仕事内容、美人スパイに気を付けろというお話、お寺でクメール語を習得したお話、内戦の終わりごろタイ国境にカンボジア難民キャンプが出来てその支援に携わった話を頂戴しました。最後に「これからの日本は何を生かしていくのか、みなさんに考えてほしい」という宿題を中学生にいただきました。興味深いお話ばかりで、時間がもっとあればと思う内容でした。生徒の感想を紹介します。

「カンボジアやその周辺国の情勢が不安定だったころの話や、外務省・外交の話など、普段聞くことのできない貴重な話で、非常に興味深かったです。特に、外交で日本が不利な立場になりそうな時にプレッシャーを感じるというお話に深く共感しました。また、共産圏では外交官は常に監視されていると聞き、他国で外交活動をする大変さを知ることが出来ました。」

「篠原さんが外交官になろうと思ったきっかけの一つに、英語が好きで海外で働きたいという思いがあると聞き、好きなものを追い求めるのは大切だと感じました。」

「篠原さんの『日本は何を生かしていくのか』という問いに関してですが、私は日本の素晴らしいものづくりの技術を発展させ伝えていくことが大切だと考えます。」

「篠原さんからの私たちへの宿題『これからの日本は何を生かしていくのか』このことについてしっかり考えたいと思います。海外ばかりに目を向けるのではなく、母国である日本のこともしっかり考えなければと思いました。」

「僕の記憶に一番残っているのは、タイ国境の難民キャンプの話です。いろいろなことを知りました。今日は来てくださりありがとうございました。外交官に興味を持ちました。」

JSPPの子どもたちの身近には、大使館勤務の方が沢山いますが、この講演会を通して外交官の職務が具体的に見え、さらには自分と日本の未来について考える貴重な機会となりました。篠原様、どうもありがとうございました。